住職の日記帳

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2007年7月27日(金)
ホタル飛んでいます

 今年も、昨年と同じ24日に本堂後ろの通称「七面様の池」で確認しました。それまで割と涼しかったのが、一気に県内数カ所で30℃の真夏日となり、ホタルにとっては最高の日となりました。
ホンの、2〜3匹でしたが、ゆっくりと流れるような飛行でした。テントウムシのサンバじゃないけれど、池のカエルたちが囃し立てるように大合唱でした。
そして、今晩も和讃講中な方々が帰った、9時過ぎ池に降りてみると、やはり数匹がゆーっくり飛んでいました。
来週の月曜日は、いよいよ「里山の寺子屋」が始まります。人数は予定の約半分ですが、楽しさ2倍で迎えたいと、思います。


2007年7月3日(火)
日野皓正クインテットライブツアー2007

6月30日、青森県立美術館で日野皓正クインテットのライブコンサートがあったので、家内と出かけてきた。久々の青森でのライブで、私自身も日野さんに会うのは2年ぶり。
他のメンバーは昨年ライブにおじゃましているが、クインテットのライブは東京で聴いた3年前からだから、随分ご無沙汰していた。
CD等では良く聴いているが、やはりライブは違うナーと思った。とくに今回のライブツアーは、日野さんの新たな挑戦で、それぞれが、自分の語り合いの様な演奏で、自分の納得のいく表現のようだ。
しかし、それをまとめる、日野さんの演奏はとても還暦を悠に過ぎた人には思えないくらいパワフルであった。
1時間オーバー休み無しの演奏で、まさに手に汗を握る思いで、「格闘技」でも見ているような感じであった。
トークで、自分の演奏について話した後、「恋人を、パートナーを大事にして、生きて下さい。そして、ご先祖も大事に、尊敬の念をもって、今日の法話はこれでおしまい!」には笑った。
サイン会では、「うちの先祖も、日蓮さんの所で、小さい頃良くお経を読みましたよ!」と、リップサービスも。
とても、楽しく、感動的なライブでした。最後に、メンバーとそれぞれ写真を撮って、再会を約束して会場を後にした。


2007年6月14日(木)
青森県写連展

 第10回青森県写真連盟展が、明日6月15日から17日まで、青森市にある市民美術展示館の3、4階で開催される。県内で活動する22の写真グループと、個人会員からなる県写真連盟の作品展。120〜130名が参加し、それぞれ1点ずつ出品する。
 私も、地元の「フォトグループ葦」に席をおいて、10年近くになるだろうか。今回、わがグループも県写真連盟に加盟し一緒に参加することにした。
 4月に、むつ市で開催された「教師大会・立教開宗会」の帰りに撮った一枚(写真上の風車)を出展した。
 時間のゆるす方は、日曜日まで、青森市うとう神社向かいの市民美術展示館ですのでお運び下さい。


2007年6月5日(火)
忍者寺 妙立寺

 5月21日に、保護司会の総会があって金沢に行ってきました。石川県は初めてなのでもう少しゆっくりしたかったのですが、なかなか時間が取れず、とりあえず有名な忍者寺へ参拝。
 ここは、日蓮宗のお寺で加賀藩の祈願所だったそうです。殿様がお詣りの際に休まれる部屋や、茶室、隠れ部屋、展望見張り部屋等々、23の部屋と29の階段が有る不思議な建物です。
 下の写真は本堂裏のかくれ階段なのですが、随所にこんなカラクリがしかけられているんです。
 一見、二階建てに見える建物は、実は4階で7僧の造りで、まさに忍者寺ですが直接忍者には関係ないそうだ。
 殿様が、いざというときの要塞として造られたらしい。
 団参では、受けそうな所です。


2007年4月30日(月)
松ノ木さんありがとう、そしてさようなら

 お寺のすぐ山手にある墓地入口に松の大木が3本ある。その内の1本が倒壊の恐れがあって伐採することになった。
 おそらく、200年以上お寺を見守ってきた松の木であろう。調べて貰ったら、幹の内部が腐り空洞化していて、大型の台風や地震には耐えられないであろうということだった。
 伐採予定だった昨日は、晴れてはいたが風が強く断念したが、今朝は無風の穏やかな日となった。松の木に感謝のお経を唱え、無事故を祈願した。
 上方から、少しずつ枝を落とし、お昼過ぎには根元にノコギリが入り、地響きをとどろかして倒れた。
 思った以上に空洞が広がっており、この状態で立っていた松の木にあらためて生命の不思議を感じた。
 松ノ木さん、感謝感謝。長い間ありがとうございました。


2007年4月10日(火)
花まつり

 4月8日は、お釈迦様のお誕生日。花まつりでした。当山でも、お釈迦様の誕生仏を御宝前脇に安置して甘茶供養をいたしました。
 当日は、日曜日にあたり思ったより多くの参詣者がみえました。
 さて、下の写真のみそ汁は?色がおかしいのではなく、緑色のみそ汁です。具材の色が出たものですが、さて何でしょう?
 答えは、山菜の「あざみ」です。幼葉を摘んで湯がいた物ですが、なかなか美味しい春の香りでした。

2007年3月21日(水)
春彼岸

 春のお彼岸のお中日です。今年は暖冬に小雪でお墓は(写真下)は、全く雪がありません。毎年、春分に撮影している本堂脇の位牌堂にも雪がありません。
 昨年、一昨年は本堂屋根からの落雪と位牌堂からの雪で、お堂の採光窓あたりまで積雪があるのですが(昨年、一昨年の写真を参考して見て)今年は無いに等しい状態です。それも、ここ4〜5日の降雪が無ければ皆無でしょう。
 事実2月の方が少なく、今にも山菜が芽吹きそうな感じでした。今年は桜の開花も早そうだし、北国、もうそこまで春が来ています。